ワーグナーは、一つ一つでもかなり長く、オペラとはまた一線を画す作品を、さらに4つワンセットにして作ったそうで、「ワルキューレの騎行」と呼ばれている曲は、そのほんの一部にすぎません。
舞台祝祭劇『ニーベルングの指環』 四部作のうちの二作目
(前夜祭「ラインの黄金」、第一夜「ワルキューレ」、
第二夜「ジークフリート」、第三夜「神々の黄昏」)
というわけで、全部やるのにコンサート4回ぶんかかるのですね。
ワーグナーについては知ったかぶりもできないくらい知識がないので、リサーチしてみました。
崖の上のポニョのなかでこの曲が出てくるのだそうですが・・・ポニョさえ見ていない私には何のことやらさっぱり??? しかしなんだか似合わないような気もするのですが・・・
ワルキューレの騎行は第3幕の序奏だそうで。その第3幕のタイトルが「岩山の頂」だそうで。。。そう言われれば、共通点は、なくもない。
ポニョの本当の名前はワルキューレに出てくる登場人物の名前なんだそうです。
ご存知の方はぜひmailを!!!
さてそのテーマをファゴットで吹いてみました。
すると、とんでもないことがわかりました。
ふつう木管楽器は、楽器を支えるために主に右手の親指が使われます。
そのため、右手の親指で何かを押して音を変えるというようなことは、通常、ありません。
ところがファゴットの場合、右手の親指も他の指と同じように仕事の割り当てがあります。
ちなみに、他の木管楽器が右手の親指で楽器を支えていることに相当する部分は、ファゴットでは、左手の親指と人差し指の『間』ということになっています。
では、楽譜と、右手の親指の動きを、アニメーションでごらんください。