昭和49年1月、故・徃住雅司和歌山大学教授の尽力により、和歌山市の委託事業団体として発足。翌年1月に第1回定期演奏会、同年12月に第1回オラトリオ演奏会を開催する。「市民文化まつり」に参加するなど県内はもとより、県外の公演にも積極的に出かけている。 昭和60年(社)日本アマチュアオーケストラ連盟に加盟し、特に昭和63年から平成6年まで同連盟の常任理事団体を務めた。 現在和歌山県を代表する市民オーケストラとして、10代から80代までの幅広い年齢層の楽団員、約70人を擁する大オーケストラである。 定期演奏会のほか、合唱団合同演奏会や市民オペラ、バレエにも参加するなど、地元の芸術家との共演や、学校教育との連携の一環として、市内の中学校の合唱団との共同制作にも力を入れており、和歌山市の音楽文化向上への大きな寄与が認められ、平成16年には和歌山市文化奨励賞を受賞した。 現在は、創団当時からの団員のほか、最近新しい団員の入団も増え、アットホームな雰囲気の中、団活動・演奏活動に一層の活気を呈している。

和歌山市響合唱団は和歌山市交響楽団の附属合唱団です。
毎年、和歌山市交響楽団と共に新春コンサートを開催しています
夏の終わりの結団式に始まり、2月の演奏会に向けて練習を重ねます。

過去の演奏曲
・2024年「水のいのち」
・2023年「メサイヤ」
・2021年「ふるさとの四季」
・2020年「美しく青きドナウ」「ウィーン、我が夢の街」

約70名

弦楽器

Violin15
Viola8
Cello11
Contrabass4

木管楽器

Flute4
Oboe4
Clarinet4
Fagott4
Horn5

金管・打楽器

Trumpet5
Trombone3
Tuba1
Percussion2

和歌山大学教育学部音楽専攻(作曲)卒業。大阪教育大学大学院(作曲・指揮法講座)修了。作曲を森川隆之、ピアノを徃住雅司、指揮を喜田賦、チェロを村上優子らの各氏に師事。さらに、オンドレイ・レナルト、デヴィッド・ハウエル氏らに指揮の指導を受ける。これまで、ゲルハルト・オピッツ、杉谷昭子、阿部裕之、上村昇、漆原恵子氏ら著名なソリストとも共演。現在、若手ソリストの育成に力を注ぐ。
古典からロマン派、現代までの幅広い交響曲・管弦楽・協奏曲作品をレパートリーとする。
また、合唱作品では《メサイア》《天地創造》《スタバート・マーテル(ペルゴレージ)》《レクイエム(モーツァルト/デュリュフレ)》《マニフィカト(ラター)》等。バレエ全曲共演では《コッペリア》《くるみ割り人形》《白鳥の湖》《眠りの森の美女》等。オペラでは《ヘンゼルとグレーテル》《アマールと夜の訪問者》《シンデレラ》《魔笛》《末摘花》《夕鶴》《アルカンタラの医者》《泥棒とオールドミス》等々も指揮し好評を得る。
現在、和歌山市交響楽団音楽監督・常任指揮者(1974年、和歌山市響創団時はチェロ奏者として参加し、翌年から指揮者を兼任する。今回で48年間務めている)。和歌山市民オペラ協会常任指揮者。
関西医科学生交響楽団指揮者。(公社)日本演奏連盟会員(指揮)。紀陽文化財団評議員。和歌山文化協会会員。元名古屋学院大学教授(専門分野の音楽教育では、音楽教科書『小学生の音楽1~6年』執筆者の一人。また、狂言師・野村萬斎氏や音楽学者・岡田暁生氏へのインタビュー等がある)。永年の指揮活動に対し令和5年度和歌山市文化功労賞を受賞。

指揮者 小川  雅之

県立桐蔭高等学校より和歌山大学教育学部に進み音楽科作曲専攻。高校の吹奏楽部にて管楽器・作曲・指揮を始め、大学では弦楽器・ピアノ・合唱を学び交響楽団の指揮等で活躍。
1982年同大学卒業。同年に開校した和歌山市立楠見中学校に赴任し、吹奏楽部を創設。翌年より開智中学校・高等学校の前身校である修徳高等学校に勤め、1987年に同校音楽部吹奏楽団を創設。
和歌山市交響楽団には大学の卒業と共に入団し、ヴァイオリンとヴィオラを演奏する他、編曲と指揮の分野も担当し、現在は運営委員長も務める。
過去に全国33都道府県の73市町村の201会場にて舞台に立ち、通算演奏回数は1637回、
オーケストラの関西や全国のフェスティバルでの演奏回数は総計51回を数える。
2011年に長年の私立学校教育における功績に対し、和歌山県知事感謝状受賞。

指揮者 岩本 浩志

洗足学園大学音楽学部器楽科(現洗足学園音大)卒業。トロンボーンを三輪純生、野武重忠の両氏に師事。卒業後、和歌山市交響楽団にトロンボーン奏者として入団し編曲も手がける。それ以外にも、ノアトロンボーン四重奏団のメンバーとして定期演奏会や様々なイベントでの演奏活動や吹奏楽など様々な演奏活動を行う。また、和歌山で活動するトロンボーン奏者とともに、「トロンボーンによるソロコンサート」を毎年開催し、現在まで19回を数える。和歌山市交響楽団、和歌山市吹奏楽団、和歌山県立熊野高校の定期演奏会では、ソリストとしてコンチェルトを演奏した経験をもつ。
現在、和歌山市立加太小学校校長、同加太幼稚園園長

トレーナー 木ノ原 成子

九州で生まれ、3歳よりヴァイオリンを始め父の転勤で大阪へ。相愛子供音楽教室へ入り、同オーケストラで故・齋藤秀雄氏の指導を受け、同学園高等部から同大学音楽科へ入学。故・西田秀雄氏、故・鷲見三郎氏、東儀幸氏に師事し卒業。クラシックにおいて東京ゾリスデンやテレマン室内合奏団と協奏曲を共演。パッペル弦樂三重奏を結成、古今東西の初演曲や珍曲の掘り起こしに努める。宝塚歌劇団オーケストラに在籍、退団後もミュージカル「エニシングゴーズ」「アニー」などに参加。タンゴ、ロック(エレクトリックヴァイオリンでBOROバンドに参加)、ブラジル音楽(guitarの佐藤正美氏と共演)なども演奏。ジプシー音楽発祥の地インドへ留学(ラビンドラ・バーラティ大学学長シシル・コナ・チョウドリィ氏に師事)西洋と異なる奏法を学ぶ。シタール奏者吉田篤永氏(PSYCHO-BABA)とインド音楽をベースに独自のサウンドを構築。ジャズではピアノの田中武久氏(老舗のジャズクラブSt’Jamesオーナー)のグループ他で活動。’05年初リーダーアルバム「In a Sentimental Mood」(pf田中武久氏、dr大坂昌彦、b安カ川大樹)を制作。ラテンジャズの演奏にも重きを置く。Tilakkhana(ティーラカーナ)gui田中彬博 per竹本一匹とのライブも好評を得る。

役員

 ・団長

   恩地信博 Tp

 ・運営委員長(事務局長兼務)

   小川雅之 Vn

 ・理事

   丹野 智彦  Va

   高橋 巧二  Tp

 <会計>

   多田 恵弥子 Va

 <楽譜係(ライブラリアン)>

   宮口 佳代  Vn

   藤井 映美  Fg

   深渡 直子  Hr

 ・会計監査

   高塚 努   Vc

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